読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

REDESIGN

生活のコンディションについてのブログ

現代人の多くは、脳が疲れているらしい…

f:id:sumi707:20170117101611j:plain

 

現代人の多くは、疲れている…というのは、多くの人が持っているイメージだと思います。

しかし、今回は、「脳の疲れ」について、少しお話ししたいと思います。

 

脳の疲れ? というと…

現代人は、毎日が忙しすぎて、身も心も疲れ切っている。

また様々な悩みを多く抱え、精神的に疲れてる人が多いように感じます

 

では、脳の疲れはどのように発生し、どのような方法で疲れをとることが出来るのか?

 

これを、知っていると、脳が疲れにくくなり、日々の生活の質を向上させることが出来ると思います。

近年、「休日に家で何もしないで過ごしたり、温泉旅行にでかけてゆっくりする」だけでは、

脳の疲れは取れないことが研究の結果からわかってきてます。

簡単に言うと「今週の仕事は終わった~、温泉でも行って、のんびりするぞ~」だけでは疲れは取れないということになります。

 

 では、どのようにすれば脳の疲れは取れるのでしょうか。

 

ここで、キーワードとなるのが、脳のデフォルトモードネットワークという回路。

少し、難しい言葉が出てきましたが、

この回路は、「ぼーっとしていても、頭の中で出てくる思考」、「寝ようとしたときに浮かんでくる今日の出来事」など、人が意識しないでも、頭の中で出現する思考に関わっています。

このような無意識に出てくる思考を、別名「モンキーマインド」とも言われています。自分の頭の中を、勝手に思考というサルが暴れまわるイメージ。

 

またこのモンキーマインドに使われる、エネルギー消費が非常に多いことが、近年わかってきたのです。

 

成人が一日で消費するエネルギーは約2000kcalで、そのうちの20%(400kcal)が脳で消費されます。

この脳のエネルギー消費のうち、25%は、日々の生活で意識的に行うこと(仕事・勉強、家事など)、また脳細胞の維持・修復に使われています。

 

では、残りの75%は、何に消費されているかといいますと、先ほど説明した「モンキーマインド」だそうです。

 

このモンキーマインドに関与するデフォルトネットワークは脳内の後部帯状回前頭葉内側で構成されています。

この二つの部位は、無意識的に何かを行うことや、ぼーっとして何もしないでいることで、活動が活発化します。

逆に、意識的に何かを行う場合は、この部位の活動が低下するという実験結果が出ている。

 

簡単にいうと、ぼーっとしてるよりは、意識的に何かをしている方が75%の脳のエネルギー消費を抑えることができ、脳を休ませることができるということです。

 

このように「休めば疲れは取れる」という、今までの常識を覆すような事実が、最近わかってきています。

 

ここで、近年、このデフォルトネットワークのコントロールに注目されているのが、「瞑想」

瞑想?? 若干、スピリチュアルな雰囲気で怪しげな瞑想ですが、…

これも、最近では効能についての科学的根拠が解明されつつあり、脳の疲れを取ったり、またそれにより疲れにくい脳を作ることできることがわかってきました。

最近、書店などで「マインドフルネス」と書かれた本をたくさん見ることがありますが、これも瞑想法の一種で、本の多さからも、注目されていることが伺えます。

 

瞑想については、ここでは、詳しくは述べませんが、方法としては、呼吸に意識を向けることによって、「今ここに在る状態」をつくり、モンキーマインドの出現をコントロールするものだと思っています。これを習慣化していくことで、脳の構造自体にも変化がみられることが実験でもわかっていて、疲れない脳へと変化していくと言われています。

 

では瞑想以外にも、できることがあるのかと言うと、あります!

私自身、朝起きてからの瞑想は大切にしており、その効果は少しずつ実感しております。

しかし、その他にもできることはあると思います。

問題は、今ここに在ることを意識的につくることです。

今ここに在る??

またもや、スピリチュアルな雰囲気になってきましたが、

上記でも述べたように、意識的に何かをするということは現在でも未来でもない、今ここに在ることなのです。

多くの人は、今この時間を、過去や未来のことを考えたりすることに費やします。

例えば、「昨日、仕事で失敗したなぁ」「今週の休みは何しようかな」「夜のごはんは何にしようかな」など。

これだと、前述した無意識的に脳のデフォルトモードネットワークが活発に働く原因となります。逆に、意識を現在に向かわせることで、この脳の多くのエネルギー消費の原因である活発な活動を抑制することができます。

 

では、「今ここに在るモード」をいかにつくるか?

これは日常生活内で行うことに少し工夫をすれば行えます。

例えば

  • 香り、触感、味などを感じながらものを食べてみる
  • 歩いているときに、手や足などに感覚に意識を向けてみる
  • 感動してみる
  • 自然に触れる(公園で歩く、花を観る、雲を眺めるなど)
  • いつも通らない道を歩いてみる
  • 行ったことがない場所に出かけてみる

探せば、いろいろありますが、コツとしては「何も考えずに普段できていることを、あえて意識を向けておこなってみる」「普段しないようなことにあえて取り組んでみる」などです。

大人は、生活の多くの行動を、あえて意識しないでも行えるようになっています。しかし、小さい子供は、すべての経験が新鮮で、ちょっとした行動も意識的におこなっています。子供は過去・未来にとらわれず、今を一生懸命遊び、一生懸命生きていると言えます。

経験豊富な大人でも、子供のこのような意識の向け方から学ぶことはあると思います。

 

何気ない生活を、「毎日、何かしらの感動や発見ができる生活」に変えていくことが大切なのかと思います。

是非、お試しを!!